乾坤一擲の駆け込み乗車

京成スカイライナー

今日は成田のクライアントへ出張。訳あってスカイライナーで行くことになったのですが、かなりギリギリの時間だったため日暮里では完全に駆け込み乗車に。
これが、後輩の営業君ビックリ、自分でもビックリな乾坤一擲の駆け込み乗車でした。見事に乗れちゃった。

もりかわが上京してから4年間で蓄積した駆け込み乗車のノウハウが全て生かされた、あまりにも華麗な駆け込み乗車だったので、そのノウハウをここで披瀝させて頂きます。

  • 罪悪感を持つべし
  • 駆け込み乗車は公共交通機関の円滑な運行を妨げる行為です。「自分は悪いことをしているのだ」という罪悪感と「でもこの電車に乗らないといけないんです」という謝罪の気持ちを忘れないようにしましょう。

  • 手ではなくて肩から入れるべし
  • しまりかけるドアに思わず手を差し伸べてしまいがちですが、指先を挟まれるとケガをするばかりか、何かが挟まっていることを感知しない可能性があります。また荷物等を持っていたとしても、しっかり挟まってドアが閉まらないようにしないと、ドアが閉じたと乗務員に判断される場合があります。
    指先のような細いものではなく、肩等体を入れてドアが閉まるのを防ぐことが駆け込み乗車を成功させる方策です。

  • 最後部の車掌をガン見すべし
  • 通勤電車の殆どにおいて、ドア扱いは最後部の運転室にいる車掌が行います。全部のドアが閉まったことを目視で確認してから運転士に発車指示を出しますから、車掌はドアを閉める瞬間全てのドアを注視します。しまりかかったドアに体を半分入れた状態で車掌をガン見することで「オレ電車乗るヨ!」という意思表示をすることができます。
    この時肩が入ってない方の手を挙げて「乗せて!」という意思表示をするという方法もありますが、少々やりすぎ感が否めません。罪悪感を持って駆け込み乗車を行う以上、よほど切迫した状態でない限り慎むのが妥当と思います

  • 乗ったら申し訳なさそうにすべし
  • いざ電車に乗れたとしても、乗り合わせた乗客からの白眼視は免れません。それでもなお目的の電車に乗る必要があったわけですから、目的を達した安堵感に身をゆだねることなく、円滑な運行を妨げた罪悪感が見受けられる態度をとりましょう。
    無駄に息を整える、すこしえづいてみる、車内放送を通じて「駆け込み乗車はおやめください」と注意されたら「ゴメンナサイ」とつぶやいてみる―等が望ましいです。

以上駆け込み乗車のノウハウでした。よい子のみんなは駆け込み乗車しちゃダメだぞ!