千葉出張も思いのほか早く終了し、20時前には退社。
<今日の移動距離:82キロ>

帰宅してテレビをつけたらNHKで「ねばる女」やってました。
NHKのドラマは多くの場合、あらかじめ舞台にする土地が決まっていて、そこに脚本演出やキャスティングを当てていくという慣わしがあります。今回の場合は「茨城県地上デジタル放送」が始まった茨城県水戸市を舞台にするということがあらかじめ決まっていて、そこから本も含めたキャスティングが決まった典型的パターンです。
全国津々浦々の皆様から頂いた受信料で運営されているからには、全国くまなく舞台にしなくてはいけない…というのももちろんですが、その番組の編成と期を一にして地域の営業を強化するのが最大の狙い。
NHKにとっての営業…それはまぎれもなく受信契約です。番組制作・編成をつかさどる「放送総局」と営業や事業をつかさどる「視聴者総局」という局の垣根を越えた取り組みが今の強いNHKを作っているといえましょう。
現業と営業のシナジーが生まれてこそ企業は強くなる――受信料制度の是非は別にして、この取り組みは多くの企業が学ぶべきだと思う夜でした。